かわべまゆみ ブログかわべまゆみカワベマユミ 河部真弓河部眞弓

こんにちは! かわべまゆみです。1999年に東京から島根県に夫のUターンにお付きIターンして参りました。
そこで待っていたのは、笑いが止まらないほどハッピーでエキサイティングな田舎暮らしの日々でした。

ブログ

●『県庁おもてなし課』

前々から読みたかった、有川浩さんの小説『県庁おもてなし課』を読んだ。
51jYcLnxYGL._SL500_AA300_.jpg

5月のある土曜日に、一気に読み上げたのだけれど、面白かったよ~。


小説の中で、「土佐の日曜朝市」の事が書かれていて、「行ってみたいな~」と思って、ふと気がついた。
「今日は土曜日、ちゅうことは、明日は日曜。・・・朝市がある日やん!」


そこで、「そうや、高知行こう!」と思いたって、行ってきたよ~ん♪


●到着したのは、もうお昼頃だったけれど・・・
11kotiasaiti_R.jpg
まだまだやってました~~。ラッキー!
朝市といっても、午後までやっているそうヨ。


●江戸時代から300年くらい続いているとのこと。
11koti2_R.jpg
こんな出店が両側にあり、上はテントの屋根。なんか、とってもアジアンテイストよ。


●小説の中に出てきた「アイスクリン」屋さん発見!
11koti3_R.jpg
お客さんは、うちのダーリン♪です。


●日曜市のすぐそばにあるひろめ市場
11koti4_R.jpg
入口では、よさこいを踊っている人もいて、めっちゃにぎやか~
東日本への心あたたまるメッセージも、たくさん書かれていました。


●中に入ると、旨そう~なお店が、これでもか、これでもか、と並んでおり・・
11kotihirome01_R.jpg
店内は、人・人・人でごった返しており・・・


●それぞれ、お好みのお店で、お好みのものを購入したら
11kotihirome02_R.jpg
中央のフードコートで頂くという、システム。


さて、どんな旨いものがあるかと言うと…


【ヒメイチ寿司】??
11kotihirome03_R.jpg
ヒメイチ??知らんね。
・・・実は、四国以外では、あまり知られていない高級魚とのこと。。
「姫市」って、書くらしい。きれいな名前やね。朝市にぴったりね♪


【太刀魚寿司】
11kotihirome04_R.jpg
タチウオの寿司・・・。ありそうで、あんまりないよね。。
見た目は、白くて地味だけれど、確実に旨いはず。(わたしクラスになると、見ただけでわかるんよ♪)


【山の田舎寿司】
11kotihirome05_R.jpg
これも小説に出てたね。椎茸、タケノコ、コンニャクなどの山の幸のお寿司。
ヘルシーでいいワ。


●パック入りのお寿司だけでなく、こんな本格的な寿司カウンターも!
11kotihirome051_R.jpg
土佐赤牛200円、鯨200円、マグロ100円・・・安い。ぜんぶ食べたい・・


●ホントにお寿司だけでも、いっぱいあるね~~。
11kotihirome07_R.jpg
「大トロ 1パック5貫 1000円」で、いいん??
食べたい。。。


●お総菜もいろいろ・・・♪
11kotihirome08_R.jpg
一個一個見ていると…


見つけた~~【ちゃんばら貝】
11kotihirome11_R.jpg
小説の中に出てて、名前が面白くて、気になってたんよね。
名前の由来を調べてみたら、「身の先に赤茶色の刀みたいなものがあり、それを振り回す」からチャンバラなのだそう。
ほー。。。


それにしても、同じ日本なのに、面白い食べ物とか、知らないもんがいろいろあるよね・・。
たとえば・・


【ウツボの唐揚げ】に【マンボウの唐揚げ】
11kotihirome10_R.jpg
ウツボもマンボウも知ってるけど、そんな、フツウーには、売ってないよね。
食べたい。。。


【クジラのすき焼き】
11kotihirome13_R.jpg
クジラ大好きだけれど、すき焼きは、食べたことないなー。
これも食べてみたいが・・


【塩ニンニク】??
11kotihirome12_R.jpg
「塩ニンニク」と、「芋ケンピ」は、別のものかと思ったら・・
「塩ニンニク味の芋ケンピ」だそうです。
甘くない芋ケンピ・・・いいね。酒のつまみに良さそうだわ!
こういう手書きのPOPなども見逃せない・・


と、思っていたら・・


【カルパッチ】
11kotihirome15_R.jpg
「カルパッチョ」のことだね。しかし、こっちの「カルパッチ」の方が、なんかコマタが切れ上がった感じで、魚介がピッチピッチ新鮮そうな響きがある。。。
これから、我が家でも、「カルパッチ!」と、呼ぼうかね。いいね。
でも、この商品自体は、「タタキちゃうん??」という感じなのよ・・。ツマは和風だし、タレもタタキ用だし・・


【流れ子】??
11kotihirome09_R.jpg
「とこぶし」??ですね。
高知では、「岩の表面を流れるように這うこと」から、トコブシをナガレコと呼ぶらしい。
勉強になるねぇ。。


【クジラのコロ】
11kotihirome14_R.jpg
クジラのメニューや加工品は、とてもたくさんあったんだけれど、クジラ好きとしては、この乾燥コロを買い忘れたのがザンネン。。。
コラーゲンタップリなのにね。。


・・・と、いう感じで、食べたいものがオンパレードなんだけれど、食いだめはできない。一食分しか、食べられない・・・・


悩んだ挙句、やはり、「一食しか食べられないのなら、土佐はカツオ!やろ」と言う事になり、このひろめ市場でも一番有名な、藁焼きたたき専門店「明神丸」にしよう!


と、思ったのだけれど、ものすご~~~い行列・・・
11kotihirome17_R.jpg
思いつきで来てしまった高知なので、早く帰らねばならず、時間が無いのと、何より、お腹がすいて待てないので、とにかくカツオなら何でもいいので、すぐに食べられるお店を探し・・


【土佐蔵丼 850円】
11kotikatuo18_R.jpg
実は、正直、私はカツオがあまり好きではなく、というか、血の気の多そうな魚が苦手で、ヒラメとか、タイとか、スズキとかの白身系が好物なのだけれど。。。


でも、さすが。
土佐のカツオは、美味しいですわ。
ふだん食べてるカツオは、何なん???
これなら、私も、カツオ好きになるよ~~。
ちゅうか、なったよ~~。


【鰹ユッケ丼 800円】
11kotikatuo19_R.jpg
カツオもユッケになると、これまた奥に隠れた新たな旨みがギューっと絞り出されてくる、ゆう感じやね。
お肉のユッケは、しばらく食べられないけれど、高知の人は、ヘイッチャラやね。
鰹のユッケあるもんね。
うらやましいね・・・


それにしても、すぐに入れるからと、たまたま入ったお店だけれど、それでこのレベルは、脱帽もん!


ホント、高知美味しいわ~~。
このまましばらく、滞在したいくらい。。。だけれど、満腹になった私たちは、いろいろお土産を買いこんで、(でも、クジラのコロだけは、買い忘れた・・)、後ろ髪をひかれながらも土佐の高知の日曜市を、後にしたのだった。

11koti30_R.jpg


あ~~おいしかった。
面白かった。


ありがとう!
高知県。


今度は、泊りで、上の写真のメニューを、ぜ~んぶ食べて、日本酒もいろいろ飲んで、山内容堂さんみたいに、「鯨海酔侯」してみたいもんだのお。。。
※誤解のないように、申し上げるが、この小説自体は、「高知グルメ本」ということではありません。ネンノタメ・・。


実在する、高知県庁のおもてなし課を舞台にした「地方と恋をカラフルに描く、史上初、ふるさとに恋する観光小説!」なのです♪

51jYcLnxYGL._SL500_AA300_.jpg
ちなみに、『県庁おもてなし課』(著:有川 浩/発行元:角川書店)の第7版重版分の帯裏に、私が書かせて頂いた応援コメントの一部分も、掲載されています。


私の書いた応援コメント(全文)は、こんな感じです。


・・・・・・・・・・・・
土曜日に一気に読みあげ「そうだ、高知行こう!」と思い立つ。
翌日は、「土佐の日曜朝市」にいた私。
ちゃんばら貝見つけて、アイスクリン食べて、高知県の光を満喫〜〜♪
ウツボもマンボウもヒメイチもあったよ〜!!
・・・・・・・・・・・・

日時: 2011年06月23日 12:35

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
https://www.kawabemayumi.net/cms/mt-tb.cgi/2562

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。
承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)