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大分の女子高時代の同級生の多くが、「韓流ドラマ」にはまっている。
前に、帰省した時に、これには、ちょっと驚いた。。。
太宰治に憧れて、高2の夏には九州から青森まで一人旅した、あのクールでシャイだった、○○さんが!
「冬のソナタ・ヨンさまパチンコが、毎日の楽しみや♪」と、言っていた。。。
修学旅行の東京での自由時間に、他の友人たちは原宿とか渋谷とかに繰り出したのだけれど、
「みんな平凡やね。東京は、下町がツウで、コイキよ!」と、私を、アメ横に連れて行ってくれた、まさに、ツウで、コイキだった○○ちゃんが!
「あんた、韓流見てねぇん?? もったいねー。。。いいでぇ、はまるでぇ♪♪」
と、強烈に、私に、韓流ドラマを勧めてくれた。。。。
そこで、素直な私は、高校の頃から、めっちゃ気の合っていた感性も同じような仲間が言うのだから、面白いのかもしれない。。。と、何度か、見ようとしたのだけれど、どうしても、ついていけない、というか、乗れなかった。
確かに、韓流スターは、美形でカッコいいかもしれないけれど、日本にも美形でカッコイイ俳優は、いっぱいいるじゃん。
ちなみに、現在の私の大好きタレント、トップ3は!
1.松田翔太
2.瑛太
3.福山雅治
なのである。。。。
あと、恋愛ドラマってのは、なんか、もう50を過ぎると、こっぱずかしいね。
ってな、感じで、韓流ドラマを見る事は無かったのである。
ところが、今度は大学時代の同級生の、オジョーから、「韓流最高!!」という熱いメッセージが、届くようになった。
彼女は、ファンクラブとかにも入っていて、お仲間の皆さんともしょっちゅうお会いしているようで、前に会った時には、バッグの中から、ブロマイドはじめ、いろんな韓流グッズが飛び出し、もう毎日、人生そのものが、韓流一色であった。。。。
そして、高校の同級生と同じように、私に熱心に、韓流ドラマを薦めてくる。。。しかし、私は、もう過去に数回チャレンジしたのだけれど、先に述べたように
●男前は、日本にもいるし
●ラブストーリーには、興味無いもん
という理由で、お薦めを、やんわりとお断りしたのである。
そうすると、オジョーは、
「それは、偏見。だったら、これを見て!」
と、ある日、大量のDVDが送られてきた。
それは、「ソ・ドンヨ」という、三国時代の百済の国を舞台にした作品であった。
実は、私は、歴史が大好きであり、オジョーとは、同じ史学科で、出会ったのである。
しかも、30数年前のお洒落な女子大生は、当時、欧米志向花盛りの中、西洋史を好む傾向にあったのだが、オジョーは東南アジア史、私は中国近代史を専攻しており、共に当時から「アジア」には、関心が高い。。
ということで、朝鮮半島の歴史、しかも古代朝鮮というのは、正直、ちょっと魅かれなくもない。
と、思ったのだけれど、聞けば、1話60分目一杯あり、それが55話あるという。。。
それ聞いただけで、クラクラしてきた。。
どんだけ時間かかるん???
無理!無理無理!!
と、思ったのだけれど、命より大事な?であろう、DVDを送ってきてくれたオジョーの、熱い思いを考えると、友達としてやっぱり一度は、見らねばならんとは、思ったのだが、でも一体いつ見る??
と、半年くらいが過ぎていったのだ。。。
そして、先週夫が一週間の出張に出かけたのであるが、マイペースで集中的に見るには、ちょうどいい機会だ、夫いないと、タイクツだし、ちょうどいいや。と、がんばって、寝る間も惜しんで、気合い入れて、見たよ~~~~。
全55話。
約3,300分!
感想としては、論文が2本くらい書けるのでは、無いかと思うくらい、多くの思うところ、考えるところ、学ぶところ、悟るところが多々あったのだが、誰もそんな論文を期待していないので、書きませんけど、面白かったと思います。
ただ、韓流素人の私には、主人公のチョ・ヒョンジェさんという人が、SMAPの香取慎吾ちゃんに見えて見えて、どうしようもなく。また、敵役のリュ・ジンさんという人が、俳優の小栗旬さんに見えて、見えて、仕方がなく、一体どこの国のドラマを見ているのか??という妙な不思議感があったのである。
そして、このドラマを見た後、テレビで、シンゴちゃんやシュンくんを見ると、今までに無いような親近感が沸くという(3300分も、ご一緒したもんね~~)、これまた、不思議な感じなのである。。。
とはいえ、今後私が、韓流ドラマを見ることは無いとは思うけれど、同じく三国時代の朝鮮半島を描いた、善徳女王という作品には、正直ちょっと興味があるのであった。
ちゅうことで、オジョーどうもありがとう!!
感想及び私なりの分析&研究結果は、今度会ったときに、口頭でね。
日時: 2010年06月23日 11:16
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