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こんにちは! かわべまゆみです。1999年に東京から島根県に夫のUターンにお付きIターンして参りました。
そこで待っていたのは、笑いが止まらないほどハッピーでエキサイティングな田舎暮らしの日々でした。

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●鳥取県・ビバ智頭町にて!

先週、講演のため鳥取県の智頭町(ちづちょう)に行ってきた。
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お隣の県とはいえ、智頭町は、鳥取の東南部にあり、岡山県と兵庫県に近い町で、我が家から高速を使っても、5時間くらいかかるのである。


鳥取県内に、講演などで伺うのは、これで6回目になるが、お世辞ではなく、私は、鳥取県に行くのが好きなのだ。
それは、なぜかというと、2年前に、智頭町のお隣の八頭町(やずちょう)に、行ったのだが、その時のことが忘れられないからである。


普通に、講演が終わって、懇親会がある。そして、事務局の皆さんと二次会。時に、三次会。。。
ここまでは、全国共通で、よくあることなのだが、八頭の時は、ここからが、ちょっと違った。


普通に、「お疲れ様~~」と、ホテルの前で、別れて部屋に戻った後・・・一本の電話。
「部屋に行っていいですか~??呑みなおしましょう!」と。。。
「え!!・・・どうぞ、どうぞ」


ということで、皆さんがコンビニエンスで仕入れた、ビールやおつまみを持参して登場し、ホテルの部屋で、また、ひと盛り上がりしたのである。
余談だが、私は、その途中で眠ってしまったのだが、その時に、私を寝かせつける夫を見て、八頭のA氏は、「安男ちゃんは、まるで動物王国の『ムツゴロウ』の様だった・・・)」と後に語っている。


ちなみに、このA氏は、実に人なつこい青年で、夫より10歳も年が下だというのに、「安男ちゃん、安男ちゃん」と、まるで弟の様になつき?、ふだんは、人見知りする夫も、かわいくて仕方がないようであった。


さて、それだけでなく、さらに私たちを驚かせてくれたのは、翌朝。
鳥取県庁のK田氏が、「鳥取名物の豆腐ちくわと地酒」を持って、ホテルの前で待っていてくださったのである。


夜遅くまで一緒だったにも関わらず、まだその数時間後と言うのに、何時にチェックアウトするかもわからない私たちを、早朝からお土産を持って、ホテルの前で待っていてくださったとは!!!


正直、わたしは感激した。
公務員でありながらも、まるで高度経済成長時のモーレツ社員を思わせるこのサービス精神に、痛く打たれてしまった。。。。
そして、あたりまえだが、「彼は、出世するな」と、思った。


年中、講演などで、各地に行き、多くの気の良い公務員の皆さんと、仲良くさせて頂いているが、その数があまりにも多いため、私は、なかなか人の顔や名前をおぼえることができない。。


しかし、この一件があって、私たち夫婦は、A氏とK田氏に、とても親近感をおぼえ、勝手に「仲の良い友人」と、位置づけてしまった。そして、時に、お二人を思い出し、「鳥取は、いいなぁ。また、鳥取に行きたいなぁ~」と、語り合う事も多々あったのである。


そこで、今回、八頭町のお隣の智頭町に伺うという事で、私たちのかけがえのない親友?である、このお二人は、必ずや、どこかでこの事を聞きつけ、智頭町に来てくれるのだろうなぁ・・と、勝手に期待していたのであるけれど・・・。


さて、智頭では、地元の女性の皆さんが、数々の郷土料理をふるまってくださったのだが、なかでも珍しかったのが・・・。

この「こも豆腐!」
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こうやって、納豆の様にワラにくるんで作るのだそう!!
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他にも、「じゃぶ」、「魚の粕煮」など、地元ならではのお料理を美味しく頂いたのである。
ごちそうさまでした♪


しかし、期待していた、鳥取の親友A氏、K田氏は、講演会会場にも、懇親会にも、二次会にも、あらわれなかった。。。。。
友人だと思っていたのは、私たち夫婦だけで、このお二人にとって、私たちは、ただのゆきずりの旅人講師に過ぎなかったのか。。。。


そんな、ちょっぴり寂しい気持ちを抱きつつ、智頭町の担当の、O田氏にグチ?っていると、
親切なO田氏が、「二人とも携帯電話わかりますよ~~~」と言ってくださった。


早速、お二人に、電話をかけてみたところ、
A氏は、「わかりました。すぐに行きます!」と、100キロ?ほど離れたご自宅から駆け付けてくれた。
約1時間後、再会を喜ぶ私たち夫婦!♪


しかし、K田氏の方は、なんとなく、受話器の向こうで迷惑そうな雰囲気。。。


翌朝、目が覚めてすぐに、
「K田クン、友達だと思っていたのに、友達じゃ無かったよね~~。あ~~あ~、友達ひとり無くしたよ~~」と、これまた、A氏にグチ?っているその矢先、O田氏が、
「あ、K田くんだ!!」と。
「え~~??うそ~~?」
と、玄関をのぞくと、そこに正真正銘のK田氏が!
やはり2年前と同じく、お土産と思われる紙袋を持って立っていたのである!!!


「え~~。本当に来てくれたの??今、ちょうど、あなたのこと、友達無くしたって言ってたのよ~~~」
と、私。


「K田クン、相変わらず、朝に強いなぁ~~」
と、夫。


「首の皮、一枚つながりましたか」
と、鳥取県庁さわやかイケメン職員のK田氏。


しかも、美人の奥様&可愛らしいお子様もご一緒に。


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ということで、智頭町の親切なO田さんが、記念に写真を撮ってくださった。
ちなみに、お土産は、鳥取県が誇る名酒諏訪泉と、日本海の美味ほたるいか煎餅!!
ホント申し訳ない・・・。(しかし、ともにめちゃ、美味しかった~~)


冷静に考えれば、お二人には、とんだサイナンであったかもしれないけれど・・・。
こんな二人が、ますます大好きになった私たち夫婦なのでありました。。。


Aちゃん、K田クン、どうもお騒がせいたしました。
O田さんも、本当にありがとうございました。


これに懲りずに、また鳥取県によんでくださいね~~♪
いやあ、鳥取は、いいわぁ♪♪
また来るね~~~。
・・・めいわくかもしれんけど・・・。

日時: 2010年03月30日 10:14

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