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こんにちは! かわべまゆみです。1999年に東京から島根県に夫のUターンにお付きIターンして参りました。
そこで待っていたのは、笑いが止まらないほどハッピーでエキサイティングな田舎暮らしの日々でした。

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●熱血公務員

先日、特産品開発の相談に来られた川本町の方が、その時にアドバイスさせて頂いた内容を参考にして、また試作品を持ってこられた。醤油や材料の違いなど微妙に異なるものを9パターンも、作っておられ、試食をさせて頂くと、「これだ!」と思える素晴らしいものがあった。


アドバイスのひとつとして、「醤油」の選び方をお話ししたのだが、その時は、あまり納得されていらっしゃらない様にお見受けしたのだけれど、私がアドバイスしたタイプの醤油を使っておられ、「私も、醤油でこんなに味が変わるとは思っていませんでした」と、ニコニコとおっしゃってくださった。


それから、素材などについても、いろいろと話し合い、「首都圏売り出し用」と「地元販売用」と「お土産用」のレシピが、その場で、ほぼ決まった。こんなに早く方向が決まったのも、「地元の活性化につながる特産品を作りたい」と、たくさんのサンプルを作られたこの方の情熱の賜物だと思う。ただ、後はパッケージとか、ネーミングとか、量目、形状、価格などが気になるので、案ができたらまた見せてくださいと、お願いをした。
何より、作られた方が、本当に楽しそうで、やる気満々で、私も本当にうれしかった。


実は、この方は、川本町役場の福代さんと来られたのだが、福代さんは、島根県庁からの出向だけれども、外から見ていても、川本町の地域振興のために頑張っておられるといつも思う。
川本で特産品開発や地域起こし活動をされておられる住民の方の信頼がとても厚く、この日も「福代さんは、もう県に帰られるかもしれないから、福代さんがおられる間に、形にしたい」と、その方がおっしゃたのだけれど、出向で数年しかいないのに、ここまで地域住民の方に溶け込んでと、涙が出そうになった。まさに、熱血公務員だ。


全国を回って、強く感じるのは、元気な地域には、必ずと言っていいほど「熱血公務員」がいるということだ。しかし、出現率が極めて低いので、「変人」扱いされることも多い。


自治体職員の方々の前で、講演をする時によく私は、「ここにおられる全ての『行政職員」の方が、全員『ちょっとイカレタ、デキル、愛ある熱血公務員』になられたら、すぐに地域は元気になる!と思います」と、熱く語りひんしゅくをかうことが多い。
しかし、福代さんと、来られる住民の方々が、「ヤル気になって、元気になっていく」姿を見ると、あらためてそうだと感じる。
この特産品が、熱血公務員と住民の方の信頼と努力の結晶として、より良い形になるよう、私なりにできる限りのことをしたいと思った。
この日は、いい日だったな~。


あと、この日は突然、東北の某大学の教授の方が、「NPO法人結まーるプラスの活動について、お話を聞かせてください」と、いらっしゃった。大学関係のヒアリングは、多いけれど、ノンアポというのは、初めてで、けっこう驚いた。ま、他の用がおありになって、ついでに、と言う事なのだろう。


この日の賄いは、チラシ寿司。といっても、寿司太郎ですけぇ。
tirashisushi_R.jpg
うす焼き卵は、手間がかかるので、簡単にいり卵。
色が地味なので、わかりずらいけれど、ホタテ入り。
けっこう寿司太郎に合っていましたねぇ。


最後に、ちょっぴり、いえ、どーんとうれしいできごと。
夫いわく「国内旅行業務取扱管理者試験の速報回答を見る限りで言えば、『合格ライン』に達しているのだ。がはは。」とのこと。
愛情のこもった「メンチカツ」がやはり効いたのかしら♪♪

日時: 2008年09月11日 17:50

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コメント

かわべ 様

 先日はお世話になりました。

 ほとんど褒め殺しで恥ずかしいです。

 続いてお世話になりますのでよろしくお願いします。


福代さんへ

「ほめごろし」なんて、とんでもないです!
正直、私は福代さんに感動しています。
邑智郡のためにも、石見のためにも、このまま川本にいてほしいくらいです。

それが、無理でも「島根の地域振興」の現場にいて頂きたいです。
一島根県民としても♪です。

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