かわべまゆみ ブログかわべまゆみカワベマユミ 河部真弓河部眞弓

こんにちは! かわべまゆみです。1999年に東京から島根県に夫のUターンにお付きIターンして参りました。
そこで待っていたのは、笑いが止まらないほどハッピーでエキサイティングな田舎暮らしの日々でした。

ブログ

●様々な反響

今月になって、岡山県笠岡市、愛媛県上島町(弓削島、岩城島、生名島、魚島)、鹿児島県薩摩川内市、こしき島、広島市、松江市、三次市と、講演や委員会やテレビ出演や国交省のアドバイザーとして、めまぐるしく回ってきた。


本来なら、それぞれのいき先での愉快な思い出をマメに記したいところだけれど、あまりにも多すぎて、じっくりと書き込む時間がない。ので、心に残るトピックスを3つだけご紹介!


●魚島で朝の船に乗る時、前夜お会いした島の人たちが次々に港にいらっしゃり、焼きたてのパンや干物やヒジキやレモンを持ってきてくださり、見送って頂いた。心があったかくなった。ちなみに魚島の人口は250人とのこと。
●甑島で、大好きな焼酎「甑州」を買いに行ったら、「薩摩茶屋」が一人2本まで購入可能であった。もちろん、定価のままなんと一升瓶で1800円!!!超ラッキー。相変わらず「焼酎運」だけは、バツグンである。
●三次市の「平田観光農園」で、朝ごはんを頂いたが、「生卵」がメチャおいしくて、思わず購入。おかげさまで、毎日「卵かけごはん」最高っす!

…と、飲食に関することばかりだ・・・


さて、今週になりやっと、ゆっくりとパソコンに向かえるようになった。
前回のブログに書いたように、シンポジウムの参加募集をはじめたのだが、様々な反響を頂いている。


「見方を変えると一揆かも知れませんが…。」「行けないけれど、PRします!」「感心を通り越して、感動をしています。」とのコメントや、他県からは「バスしたてていきま~す」とか「まさにこのようなシンポを待っていました。」などのお声を頂き、ありがたいことである。


みなさまの期待に添えるよう、気合い!
平日というのに、協力を申し出て下さるかたもいらっしゃり、ひと様の有難さに、ただただ感謝!


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
しかし、正直私はこのところ落ち込んでいる。
田舎暮らしツアーで都市から定住された若いカップルが、二人のお子さんに恵まれたのに、財政難で子育て支援サービスが打ち切られたことがきっかけで、この町を後にしたことに、大きなダメージを受けている。
お別れの時に「ここが好きだから、私たち2人ならば、ずっとここで暮らしたかったけれど、子供たちのことを考えると…」と、おっしゃった若いお母さんの言葉が頭から離れない。


自分がやってた定住促進活動やら、地域活動は、いったい何なのか。
あまりの無力さに、悲しくて、悔しくて、涙がとまらない。
だから、もう何もしない方がいい。どうせ役に立たない。あきらめた方が楽。
私たちもこのまま消滅する過疎地から逃げ出したい…。

私ももう50歳だ。若くない。気力も体力も衰えてきた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


そんな思いを抱えたままだけれど、
だけど、だけど、だけど、もうひと踏ん張り。
もうちょっと、もうちょっと、もうちょっと、頑張ろう。踏ん張ろう。
「仲間」がいるから、大丈夫だ。大丈夫。

日時: 2008年02月19日 14:43

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
https://www.kawabemayumi.net/cms/mt-tb.cgi/2261

コメント

ご無沙汰してます かわべさんの揺れるおもい 1000分の1くらいかもしれないけれど 分かります  左鐙も 一歩進んでは 二歩下がり くらーい気持ちになることもしょっちゅう だけど何もしないで 下がるばかりより いいじゃないかと言い聞かせながら やってます 何より 仲間の輪は確実に広がっています これが一番の財産です  そして自分達がここで楽しく生活する事と その姿を見て 子供達自身が ここがいい と言ってくれる事を支えに 私達も踏ん張ります

シンポジウム 是非参加したいのですが 確実な人数が分かりません 平日なので 多くても五人くらいかなあ  まだ大丈夫でしょうか  
 かわべさんにあつーいエールを送るため左鐙から飛んで行きますよ     
 それから 子育て支援サービスはどんなないようのものだったのか よかったら 教えてください

京村様
コメントありがとうございます!
詳細はメールでお送りした通りです。

京村さんたちに、私自身が「あきらめない」といいながら、その私が「あきらめたく」なっています。

自分が弱音をはくことは、いろんな方に影響を与えるかもしれないけれど、できる限り本音で生きていきたいと思っています。昨日も、ある女性からお電話を頂き、「順風満帆で、ぐんぐん先を行っていると思っていた河部さんでも、そんなことがあるのですか…」と言われました。

強い人間と思われがちですが、小さきか弱きつまらんやつです。

でも、遠くの山頂を見て、とても自分には無理だと思った時は、止まるのではなく、あと一歩だけ、あと一メートルだけと、自分をだましだまし、決して歩みを止めないようにしていきます。

シンポジウムで、お会いできることを楽しみにしています。

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。
承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)