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今日で、島根県にⅠターンして、ちょうど丸8年たった。
たくさんの出会いと経験と学びと悟りと、実り多い8年間だった。
20年近い都会暮らしで、そこそこの仕事をして、そこそこの収入を得て、そこそこの楽しみがあり、社会や人生のことなど、そこそこ分かったつもりでいたけれど、島根での8年間は、実は私が全然なっていないことを、そして本当の社会の在り様と、「生きる」という事の本来の意味を、きっちりと教えてくれた。
本当に貴重な年月、ありがたい日々であった。
このことを、まずは出雲の神様にお礼に行かなければと、今朝早く起きて出雲大社に参拝に伺った。
偶然にも、今日は「例大祭」の二日目で平日というのに、お社はとても賑わっていた。
清々しい参拝の後、参道で開催されていた大茶会でお茶をいただく。
表千家、裏千家、不昧流、三斎流の4流派の中から、表千家と三斎流のお茶席へ。
不昧流は、もちろん松平不昧公が起こされたものだが、三斎流も、不昧公のご縁で松江にもたらされたもので、現在家元は、出雲にいらっしゃるとのこと。
ちなみに、三斎流を興したのは、「利休七哲」に数えられる細川三斎公。
松江や出雲の何気なくも格調高い歴史と伝統に触れさせてもらった。
島根は、日本の島の根っこだけに、まだまだ奥が深い。。。
おかげさまで、お天気も良く庭園の緑も美しく、鶯の声が聞こえ、誠に風流なひとときを過ごすことができた。最高の8周年である。出雲の神様も喜んでくださっているかのようだ。
本当は、締め切りの原稿等があり、こんなのんびりしている場合じゃないのだが、出雲の神様のおみくじに、「急がば回れ」といった意味の言葉があったので、柄にもなく、のんびりとした時間を過ごさせて頂く。
しかし、お茶会の後は、速攻さくらえサロンに戻りバリバリと仕事をこなす。
古代出雲歴史博物館には、今日もまた行けなかった。来月こそ!
さて、今日から、島根県石見地方での田舎暮らし9年目。
初心に戻り、勉強、精進、怠るべからず。
そして、みなさま、この8年間どうもありがとうございました。
おかげさまで、最高にハッピーな田舎暮らしを送ることができました。
微力ながらも、これからもますますイカレて参りますので、今後とも、どうかよろしくお願いいたします♪♪
日時: 2007年05月15日 14:43
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