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こんにちは! かわべまゆみです。1999年に東京から島根県に夫のUターンにお付きIターンして参りました。
そこで待っていたのは、笑いが止まらないほどハッピーでエキサイティングな田舎暮らしの日々でした。

かわべまゆみ過去日記

◆16日分一挙掲載◆

またまた、たまったたまった…
このままにすると気持ちが悪いので、ちゃっちゃっといっちゃいましょう。覚えてる範囲で。
◆1日:中山間地域センターの委員会へ。
◆2日、3日おぼえていな~い。なんか、お客さんがたくさんきた様な気がする~。。あとは、デスクワーク。
◆4日~5日:滞在型GT振興等調査の第2回検討委員会が、またまた島根で。私は、近いから楽だけれど、青木先生はじめ、皆さんお忙しい方々なのに、本当に島根によくいらしてくださる。ありがたいこと!ちなみに、会場は宅野の「為山塾」、宿泊は静間の「海の家・古浦」へ。どちらも素晴らしい民間活動の成果に脱帽。
◆6日:某新聞の正月特集号で、某団体のトップの方と対談のため松江へ。帰りに翌週の講演に備えて、雲南市加茂町をリサーチするためフィールドワーク。収穫大。
◆7日:たぶんデスクワーク。
◆8日:これまた別の某新聞の正月特集のために、某新聞社の方々が取材に見える。カメラマンの方もすっかり顔馴染み。短時間で終わるかと思ったら意外と写真撮影に時間がかかった。きっといい写真になったことだろう。その後、今一番気合いの入ってる石見の通販サイト「石見問屋」の打ち合わせ。いい感じで、仕上がりつつある。本当にこれは、楽しみだ。1月には、一部アップできると思うけれど、ワクワクする。来年は、めちゃくちゃ「極上の田舎・石見」を PRしまくっちゃいまっせ。今まで数々のサイトを立ち上げたが、一番面白い!!何しろWEB2.0ですから。。。
◆9日:島根大学から伊藤教授はじめ、3人の教授の方々と学生さん20数名の皆さんが、視察にいらっしゃる。私たちの活動紹介の後、実際に「熱血・反田孝之青年」の桜江オーガニックファームや「スーパー爺ちゃん・えびやさん」のヒーロー横笛工房にご案内する。桜江は、「地域活性化スター?」が多いので、本当に紹介するところに困らない、というか、多すぎて選ぶのが一苦労でもある。たぶん今年は、視察&取材&ヒアリング&ツアーや体験パックなどで、さくらえサロンを訪れた人は、延べ2,000人を超えるだろう。そして、その半分以上は県外なのだから、宿泊や食事やお土産や交通費など、地域経済にわずかながらでも貢献できたのではないかと思うとうれしい♪もちろん、単独でえびやさんや、反田青年、さらには桑茶の古野さんや、川漁師の天野さん等々を訪れる人も多いのだから、私の持論でもある「これからの田舎は、『地域力=人間力!』」、まさにこれである。
もちろん、IGAやマコ佐々木、江津市役所のマッキーこと中川哉さんに釜瀬課長、ジェイク&洋子さんに、小さな自然館の反田先生、大元神楽の竹内先生、紺屋谷体験工房の中村さん、ふれあい市の森脇さん…挙げるときりがないが、こんな人口の少ない小さな町なのに、キラキラ光る人がとっても多い。「田舎暮らしの本」の佐藤編集長がおっしゃっていた通り、まさに「奇跡のまち」なのだ!
◆10日:日曜日、グランパ孝行と買い物を兼ねて大田へ。洋食が食べたいというグランパのオーダーに応えて「ガスト」へ。たぶん、1時間かかるこのガストが、我が家から一番近いファミレスなのである。そこでグランパは、メニューを10分以上眺め(珍しかったのだろう…)、迷ったあげくにステーキ&日本酒をお召し上がりに♪
帰りに、「全国209箇所の天然温泉の中で、たった11箇所しかない《オール5》の評価を受けている」という温泉津の薬師湯へ。このところ、父が腰痛なので、時間を見つけては温泉に行くようにしている。夫も、浜田道沿線広域観光ネットワーク化推進協議会(あいかわらず長い…)の会長として、また石見PR隊長?としても、各地を回ってこういうリサーチをすることは、意義あることなのである。(ちまたでは、「鬼嫁&愚妻」と思われてる様だが、これでもけっこう義父と夫の事はいつも気にかけてるつもりだ。…本人が言っても説得力はないが…)
◆11日:「石見のイメージを創造し売り込もう!」という会議と。石見のPRマガジン「石見本」の編集会議に出席のため、夫と浜田の県民センターへ。夫婦揃って2つの会議の委員というのも珍しいのではないかと思う。。。しかし、石見にとっては勝負の時、正念場である「2007年」を前に、今ふつふつとそして静かに、石見は熱く燃えているのである。
◆12日:講演のため、邑智高校へ。約40名の高校2年生の皆さん、ちょっとイカレタおばちゃんのお話をちゃんと聞いてくれるかな~と心配だったけれど、ちゃんと聞いてもらうことができてホッ♪後で、校長先生も少し驚かれていたようだった。夫も「中学生に話をしたことはあるけれど、高校生はやっぱり全然雰囲気が違う。あんた、よう話せたなぁ。オレは、自信ないな~」と、妙にほめて?もらった。
◆13日:↑な、ことを言っていた夫が今度は、江津市役所で「男女共同参画社会」について講演。気になるので付いていったが、なんか子供の発表会に行った親みたいで、緊張するのである。正直、自分で話をする方が楽である。しかし、思った以上に、そつなく楽しく上手に、いい話をして会場の皆さんにも喜んで頂けたようで、昨日に続いてホッ!「さすが、とうちゃん!」である。
◆14日:早朝から雲南市へ。丸1日雲南市加茂町を巡り、その後講演をすることになっているのだが、今回は、講演だけではなく「加茂町へのアドバイス」も頼まれており、責任重大である。できるだけ生きたアドバイスをしたいと思い、6日に事前リサーチを行なっていたのである。
市役所の方には、ヤマタノオロチの伝説にまつわる様々な場所や、『魏志倭人伝』にも書かれている「魏の皇帝が卑弥呼に与えた銅鏡百枚」のうちの一枚、「三角縁神獣鏡」が発見された【神原神社】や、全国最多の39個の「銅鐸」が発見された【加茂岩倉遺跡】などを案内して頂いた。神話大好き♪古事記大好き♪神様大好き♪な私としては、改めて「出雲はすごい、神話が本当に生きている」と、感動しまくった。また、劣等生であったとはいえ、とりあえず「史学科東洋史専攻」であった身としては、『魏志倭人伝』なんて、聞くだけでプルプルしてくるのである。
また、地元の方のお宅で「お茶」を頂いたのだが、「出雲では、お茶を次々に注がれ、漬物もたくさん出てくる」という噂を前々から聞いており「出雲のお茶スタイル」には関心があったので、良い経験をさせて頂いた。なんと「お煮しめ&漬物&沢庵&フルーツ&カステラ…」と、噂以上のおもてなしに感謝、感謝!!!
という加茂巡りを終え、夜は50数名の地域や市職員の皆様の前で、2時間近く熱く語る。しかし、加茂町の皆さんへの具体的なアドバイスは、申し訳ないけれどヒ・ミ・ツ♪なのである。
その後の交流会では、赤川で獲れたというスッポンの生き血やスッポン鍋を頂く。ちなみに「赤川」というのは、オロチの血で赤く染まったと言う伝説があり、本当に赤くて(鉄分とのことだが)これまた感動物である。もし、私が加茂に住んでたら、いろんな企画が湯水の様に沸いてくることだろうと思う。1日いただけで、「ああして、こうしてああやって、あれを活かしてこうやって、いろいろできる~やってみたい~!!」と思ったほどだ。分身の術が使いたいくらい。
しかし「島根」は、やっぱすごいわ。(断言)
◆15日:この日は、出雲大社へ12月の月参り。今年最後の参拝である。やはり、ちゃんと参拝前に沐浴潔斎をしなければと(前日、旅館に帰ってからも夫と遅くまで酒を飲み語っていたのでお風呂に入っていなかった)、竹村旅館を出て「いりすの丘」の温泉へ。身支度を整えて、出雲大社へ。ふだんは、駐車場の横の参道の途中から入るのだが、今年最後だからと、ぐるっと回って正面の鳥居から参拝。そしてふだんは、「神恩感謝」だけを申し込むのだが、来年に向けての発願も新たに「心願成就」もあわせてご祈祷して頂いた。そういえば、ちょうど一ヶ月前に、参院議員の青木さんと、トヨタの前会長の奥田さんに、偶然にも本殿でお会いしたのであった。あれからちょうど一ヶ月。本当に早い。
◆16日:そして、本日私は桜江サロンでデスクワーク&たまった日記書き等。夫は、「ライブ」で、美郷町へ。ライブを「見に」ではなく、ミュージシャンとして「演奏」にである。私も見に行きたいところであるのだけれど、今、実は「人間・吉田松陰」をちょっと研究してみようと思い、先日から、山岡荘八の「吉田松陰」を読み始めたのだが、もう面白くて面白くてたまりませんわ。「そう、そう、そう、そう…」「それ、それ、それ、それ…」の連続で、本が真っ赤ッ赤になりそうなくらい線をひきまくってる。幕末は、本当に今の時代に酷似していると思う。読み終えたら「講孟余話」、次に「留魂録」を読破する予定。いくつになっても、たくさん勉強することがあるから、人生は楽しくて、やめられない♪♪♪

日時: 2006年12月16日 11:35