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こんにちは! かわべまゆみです。1999年に東京から島根県に夫のUターンにお付きIターンして参りました。
そこで待っていたのは、笑いが止まらないほどハッピーでエキサイティングな田舎暮らしの日々でした。

かわべまゆみ過去日記

帰って参りました!

長旅から8日ぶりに桜江に帰って来た。
あ~くたびれた~けど、面白かった。そして、とっても勉強になった~のである。
時間がないところではあるが関心のある方が多いようなので旅のご報告をば!(ふるっ!)
●16日(木)
NHKの番組審議委員会に出席のため、広島へ。(この委員会は、毎月第3木曜に開催されている)審議委員になって8ヶ月くらいたつのだが、NHKに対する親近感というか「がんばって欲しい!応援したい!」という様な愛情が沸いてくるようになってきた。私も「まっすぐ、真剣」に、NHKのことを考えていきたい今日このごろである。

委員会の後、広島空港から羽田へ向かい、羽田エクセルホテル東急にチェックイン。前にここに宿泊したのは、ちょうど2ヶ月前、伊賀ちゃん、晶子ちゃんと3人だったので、夜はディナー&ワイン等々で楽しく盛り上がったのだが、今回は1人、ちょっとさみしい。。。
「孤独な女の一人旅」である。。。

●17日(金)~18日(日)
羽田から国交省のアドバイザー事業の派遣で、石川県珠洲市へ向かう。私の勘違いで、1便早く到着したため、4時間ほど空港で時間をつぶすことになった。といっても、ちょうど珠洲のブランド開発について、じっくりと考えたかったので、食事(能登の牡蠣は旨い!)をしたり、コーヒーを飲んだりしながら、珠洲ブランド開発と特産品開発について、様々に思考は駆け巡る。
そこで、突如ヒラメいたあるプラン!
これだ!と直感した。
大口市で「焼酎豚」を思いついた時と同じ感覚だ。いける!!
早速、伊賀ちゃんに連絡をとり、ネットでいろいろと調べてもらいプランの大枠が固まった。
こういう時に本当に伊賀ちゃんの存在は助かる。最近は「あうん」の呼吸なのだ。

午後3時、珠洲の熱血行政マンのカネちゃんこと金田さんがお迎えに来て下さり、宮口先生、麦屋さんとも合流し、皆さんとの話し合いと交流会。今回で3回目なので、顔見知りの方も多く、カネちゃんも一生懸命なので、私もなんとか珠洲市の皆さんのお役に立ちたいと心から思う。
翌日には、私のプランをご提案したのだが、原材料さえ手に入れば、「いも菓子(さつま芋の形をした珠洲の銘菓)」で有名な泉谷さんが、前向きに取り組んでくださるかもしれない!泉谷さんから「かわべさん、珠洲に引っ越して来てくださいよ~」と言われた。もちろん冗談だけれど、このところ各地へ伺うたびに、よくそういって頂く。とても有難いことだが、そのたびに私は「都市には、私程度のスキルを持ったプランナーは、山ほどいるのだから、そういった人たちが、全国各地の過疎地に飛んで、現場で地域作りをして欲しい」と心から思う。これに関しては、私なりの持論があるので、近いうちに公式サイトの方で発表しよう。(おおげさである)
てなかんじで、今回も充実したお仕事をさせていただいた。カネちゃんや泉谷さんは、近いうちにツアー?を組んで、桜江にきてくれるとのこと。楽しみだ!!

能登半島を後に、羽田~渋谷の常宿ホテルメッツへ。腫れかけていたリンパが本気で、腫れまくり食事もできないくらいの体調不良なので、先も長いし高齢の、じゃなかった恒例の晶子ちゃんとの飲み会はあきらめた。

●19日(日)
体調はよくないが、こんな時でないと中々美容院にもいけないので、ホテルの近くのカットハウスへ。午後からは、晶子ちゃんと外出。夜は、晶子ちゃんと酒を飲んだ。

●20日(月)
晶子ちゃんと2人で、信州の「諏訪大社」に参拝に。私の大好きな神社のひとつで、年に2回くらいは訪れている。
神様が歓迎してくださったのか、地元の人も驚くほど、優しい美しい雪の降り方だった。
上社には出雲のオオクニヌシノミコト様のお子様のタケミナカタノオオカミ様、下社には女神のヤサカトメノオオカミ様、本当に本当に素晴らしい参拝となった。今、思い出しても涙が出てきそうだ。

夜は渋谷に戻り、久しぶりに引越しのサカイこと、トラちゃんと呑む。トラちゃんとは、これまでに何百回も呑んだけれど、意外にも東京で飲むのは初めてなのだ。今は学校に通っているということで、元気そうだった。ま、場所が変わっただけで、お酒好きな2人であることは変わりませんが。。。

●21日(火)
ホテルで仕事をする。今回は、荷物になるので、小型のノートを持ってきたのだけれど、入力するのが本当に大変であった。やはり、今後は、重いけどマックのノートにしよう。

午後からは、「体調改善キャンペーン」を行なうこととして、マッサージ&有機ゲルマニウム温浴&アロマリフレクソロジー&ソフトカイロプラクティックへ。
特に、伊賀ちゃんおススメのソフトカイロプラクティックのキュア整体院は、ものすごく良かった!「この先生が桜江にIターンしてくれたらいいのに・・・」と伊賀ちゃんも言っていたので、私も帰り際に「先生、もし今後、『田舎暮らし』を考えることがあるようでしたら、ぜひ島根県石見地方にお願いします。いいところですよ~。」とお伝えしておいた。

夜は、恵比寿の店「ぶた屋」で晶子ちゃんと酒を飲む。今回は、5日も東京にいたから、いろんな友人、知人と飲みたかったのだけれど、体調が悪いので連絡をしなかった。
ところで「ぶた家」は、中々良かった!2人なので、あまりいろいろオーダーできなかったけれど、特に「煮豚」が良かった!

●22日(水)
仕事柄、やはり押さえとかないといけないと思って「表参道ヒルズ」へ。このあたりは、20代の頃よく飲んだところなので、いつ来ても当時のことを思い出してすごく懐かしい~。人は多かったけれど、いろいろと勉強になり、新しいアイデアもいくつかひらめいた。やはり、リサーチは重要である。
その後、珠洲市に提案しているプランの参考になるだろうと銀座の某店へ。実に参考になり、このプランが現実のものとなったら、大成功を収めることを確信した!
今回は、体調が悪くあまり「東京グルメ」を堪能していないが、「ふかひれそば」の文字に誘われ、ランチは北京料理の天厨菜館へ。おいしかった。その後、喫茶店に行ったら、なんとコーヒー一杯1250円!さすが銀座だ。

その後、総務省の過疎対策室の委員会に出席のため丸の内へ。2年も続いている会なので、皆さんともすっかり顔馴染みでリラックスした雰囲気。
しかし、会が始まると様々な熱いトークとバトルが繰り広げられるのである。こんな委員会も珍しいらしい。私は楽しいが、事務局の皆さんは大変だろう。。。
会の後は、近くのお店での交流会。今日もちょっとしたバトル?があったので、それを話題に大いに盛り上がる。
私も調子が出てきて、「桜江サイコー!石見サイコー!島根サイコー!ぜひ皆さん一度来てくださ~い!」と熱く語りはじめると、同じ委員の、「水族館文庫」の渡辺パコさんや、「田舎暮らしの本」の佐藤編集長、過疎対策室の末宗室長も「石見に行きますよ!」と約束してくれた。
お待ちしております。

●23日(木)
ようやく桜江に帰る日になった。
東京駅から新幹線で広島まで向かおうと思っていたが、つい甘く見て、品川から新幹線に乗ったのが大間違い。自由席も指定席もグリーン車も満席で、名古屋まで1時間半立ちっぱなし。仕方がないので、名古屋で降りて「きしめん」立ち食いして、大阪行きに乗車。大阪からは岡山行きに。岡山からようやく広島行きに乗り、なんと新幹線を4つも乗り継いで帰って来た。体調イマイチの上に、その間に、超集中して一冊の本を読み上げもうふらふら。。
広島駅の改札まで、迎えに来てくれた夫を見つけたときは、グッとこみ上げるものがあったのであった。

帰ってそれをいうと、「夫婦の愛じゃのぅ…」と、父がぼそっと言っていた。

日時: 2006年02月24日 18:38