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こんにちは! かわべまゆみです。1999年に東京から島根県に夫のUターンにお付きIターンして参りました。
そこで待っていたのは、笑いが止まらないほどハッピーでエキサイティングな田舎暮らしの日々でした。

かわべまゆみ過去日記

新年早々博多へ

いよいよ今日でヒロキとお別れだ。妹夫婦と待ち合わせをしている博多まで、ヒロキを連れて行かねばならない。
博多までなら、広島から新幹線で1時間10分ほど。大分までは、特急に乗り換えたりしてえらく時間がかかるのだ。
ヒロキは、初めての高速バス。旭インターで「乗りたくない」と泣き出して、バスの乗車口に寝込んでしまい大騒動。親切な乗客の方が起こしてくれて、どうにか乗り込めたけど、満員の車内でまたまたゴネて大変だった。周りの人に「すいません、すいません…」の連発。新年早々、一年分は謝った気がする。…子育ては本当に大変である。でも、あと数時間の辛抱だ、とひたすらガマン。
さすがに新幹線は気に入ったようで、おとなしく駅弁を食べてくれ助かった。
博多で、妹夫婦と、ヒロキとひとつ違いの兄イッセイ、そしてまだ1歳10ヶ月の妹ハルと再会。(ちなみに、イッセイとハルは頼まれて私が名前を付けたのだが、なぜかヒロキの時は頼まれなかった…)
ヒロキが新しい服やオモチャを見せびらかすので、兄イッセイがうらやましがる。

イッセイ「オレもシマネ行きた~い!」
ヒロキ「オレはシマネ行った~!ハハハ」
イッセイ「オレもシマネ行きた~~~~い!」
ヒロキ「オレはシマネ行った~!ハハハハハ」
イッセイ「オレもシマネ行きた~~~~~い!」
ヒロキ「オレはシマネ行った~!ハハハハハハハ…」
と、大声で繰り返しながら博多駅構内を歩いている。
内心、「よしよし、島根のいい宣伝になる。もっと言え、もっと言え言え、大声で」と思う。
6人でコーヒーショップに入り、お茶を飲んだ後、妹一家とお別れの時間。
ヒロキとのお別れに私は、ちょっとしんみりムードだが、ヤツは明るく「バイバーイ♪」と、とっとと家族と去っていく。
あれだけ、私になついていたくせに、この一週間、私の時間も体力もこずかいも自由も元旦も奪った男は、あまりに簡単に去っていってしまったのであった…。あっけない。。。。
一人になったらせいせいすると思っていたのに、なんとなく寂しい感じ。。。の自分がこれまた情けない。

気を取り直して、そのまま広島にUターン。博多まで来たのだから、せめて博多ラーメンの一杯も食べて帰りたいところだが、私には時間が無い。
広島で、プライベートな用を済ませ、夫が迎えに来てくれて、桜江に着いたのはもう午前2時。ヒロキがいた時は、酔うまで飲めなかったので、「今夜は酔うぞ!」と、朝の4時まで、夫と晩酌をしながら、ヒロキの思い出話と人生について語り合ったのであった。

私の貴重な新年2日目はこうして過ぎ去ったのである。

日時: 2006年01月02日 18:53