講演や取材等のお申し込み・お問い合わせの方は、こちらをご覧ください。
2020年 10月
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
1 | 2 | 3 | ||||
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 |
18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 |
25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
石見問屋の若旦那は、実は私の夫です。島根県知事も認めるナイスパートナーでござ います♪
「ウチらが愛するもんしか売らない!」がポリシーの石見極上お取り寄せサイト。
「消滅に向かう過疎地」を「極上の田舎」とするためにチョっとイカレタ仲間たちと 取り組んでます。
石見での田舎暮らしに関心のある方は必見。UIターンして来た人の紹介や空き家情 報など。
これからのまち作りの要は「地域のチーム化!」。結まーるプラスの活動のひとつで す。
2000年にスタートした石見地方の観光&定住情報満載サイト。この編集長もやってい ます。
〒699-4226
島根県江津市桜江町川戸駅舎内
TEL:0855-92-8015
FAX:0855-92-8016
E-mail:info@kawabemayumi.net
今年最後の長旅から戻ってきた。大雪&寒波の中、ま、いろいろとドラマがあったが、なんとかかんとか桜江にたどり着いた。4泊5日の旅のご報告をば。
15日(木)天然コケッコー♪
早起きして、さくらえサロンで仕事。8時半に桜江を出発し浜田商業高校へ。ジョブカフェ島根さんからの依頼で、高校生の皆さんに「社会に出て『働く』ということは」というテーマで、お話をした。高校生の前で話をするのは、初めてなので、こちらもやや緊張。何しろ私は高校時代かなりの劣等生だったし、大学も留年してるし、しかも中退してるし、さらに社会人はフリーターからの出発だったし、こんなアウトサイダー(この表現は洋子さんに教えて貰った!)でも、いいのかなと思ったけれど、だからこそ、「働く喜び、働けるありがたさ」は、人一倍実感しているから、本音の社会論、仕事論が語れると思って、お引き受けした。何より、高校の頃ある先生から「お前の様に、宿題しない&勉強しない&遅刻する&遊びほうけてまともに学校生活すら送れない人間が、社会で仕事ができる訳がない!」と、17歳の段階で、社会人脱落の宣告を受けたのだけれど、(それを真に受けて就職もせずフリーターになったのである…素直だった…)いざ、働いてみると、仕事って楽しいし、勉強になるし、おまけにお金までもらえるなんて、まさに笑いが止まらなかった。遅刻どころか、一番に出社し、最後に帰るし、人の何倍も働くから仕事もすぐ覚えるし、役に立つので上司にもかわいがってもらえるし。「先生…学校で劣等生でも、社会で働けるじゃないですか~うそばっかり~」と思った。だから、もし私の様に高校の時に、自分の将来の可能性を限定している生徒がいたなら、「そんなことないよ。君たちには、誰にでも無限の可能性があるんだよ~」と伝えたかったのである。私の様な高校生がいたかどうか、伝えたいことが伝わったかどうかは、わからないけれど、貴重な経験をさせて頂いた。
講演終了後、広島へ向かうためにタクシーで浜田駅へ。
実は、この旅の間に、タイトルにもなっている「天然コケッコー」というマンガを読破しようと、全9冊を持参していた。(重い!!!)
ご存知の方も多いと思うが、このマンガは、くらもちふさこさんという有名なマンガ家の方が島根県石見地方を舞台にして描かれたもので、実在の場所が多く登場する。この浜田駅と思われる駅(マンガそっくり!)も、主人公のカップルが通学に使用しており、くしくも私は、この浜田駅前に停車している高速バスに乗ってその第一巻の1ページ目を開いたのであった…。しかも、高校生の前でお話をした直後。(主人公の2人が通学していたのは、浜田高校がモデルと思われるが…)
この様な偶然により、自分の高校時代(勉強以外は、めちゃめちゃ楽しかった♪マンガにしたいくらい♪)に思いをはせながら島根を旅立ったわけである。
さて、広島での用は「NHK中国地方番組審議委員会」に出席のため。我ら「桜江美女軍団」のイメージキャラクター?でもある、ゴリエが年末の紅白歌合戦に出るというので、その「よろこび~」を表現するために、本日は「ゴリエフリース」を着用して出席し、皆様にご披露した。実は大変格式の高いまじめな会議であるので、きっと皆様方にあきれられたであろう…。近いうちに番組審議委員をおろされるかもしれない…。
ということで、翌日は東京で会議に出席予定のため、この日は広島空港に隣接した広島エアポートホテルへ。前にここに泊まった時は、夫がいたので、ホテルのレストランで盛り上がったが、さすがにひとりではつまらんので、お寿司と日本酒を持参してチェックイン。4合ボトルは多いかなと思ったけど、なんとなーく飲みあげ、なんとなーく眠ってしまった。。
(初日でこんなに長くなってしまった…先が思いやられる。短くしよう)
16日(金)三茶ナイツ♪
お昼に羽田に到着し、東京駅のスエヒロで、ステーキランチを食べる。たまには、普通のステーキハウスで、普通のステーキを食べたくなる。やはり東京は「何を食べるか選べる」という点がうれしい。その後、TULLY's COFFEEでコーヒー飲みながら読書しながら会議まで時間を過ごす。(もちろん「天然コケッコー」面白い!はまる!私とタイプはまったく違うが、そよちゃんになった気分だ)
会議は、総務省過疎対策室の「過疎地域における交流居住推進に関する調査研究会」。名前は固いけれど、委員の渡辺パコさんやら田舎暮らしの編集長の佐藤さん、そして座長をされておられる安島先生など、もうこの委員会では2年目のお付き合いなので、リラックスした雰囲気である。私も本音を熱く語れ、勉強にもなり、意義深いいい委員会だと思う。
夜、国交省のインターン事業の報告会に出席するために上京した伊賀ちゃんと渋谷のホテルメッツで合流し、祥子ちゃんのご主人が経営している三茶の「あべ家」へ。「伊佐の焼酎豚」を開発する時に、メニューのアドバイスなどで、いろいろと協力してくれた焼酎と日本酒にこだわった居酒屋である。
祥子ちゃんの店に来たのは「焼酎豚」が賞を取った報告と、自警ネットワークのロゴマークを今お願いしてあり(祥子ちゃんはグラフィックデザイナーで、東京時代からよく組んで仕事をしていた)その打合せも兼ねてである。
その後、親友の晶子ちゃん、幼なじみのトクちゃんも合流し、5人でわいわいと、「東京ナイツ」を堪能したのであった♪
17日(土)羽田ナイツ♪
伊賀ちゃんは、インターン事業の報告会へ。私は、某プロジェクトの打ち合わせのために都内某所へ。(残念ながら、まだ公にできないのである…)
夕方、この日の宿泊所である「羽田エクセルホテル東急」へ。
※ちなみに、おとといは広島空港徒歩5分のエアポートホテル。昨夜は、JR渋谷駅のステーションホテルで、ホテルから出るとすぐ改札。本日は、ホテルから出ると、ANAの出発ロビーというアクセスの良さ。効率優先というか、駅好きというか…。何しろ、仕事場もドアを開けると、すぐJRのホームなのであるから…。
夜は、ホテルのレストランで伊賀ちゃん、晶子ちゃんと女3人でのお洒落なディナータイムを楽しむ。たまには、「こんな雰囲気もいいわね♪」といいつつ、フルボトルで白ワイン2本、赤ワイン1本を軽く空ける。場所はお洒落でも、酒量は相変わらずである…。
18日(日)大雪&大寒波!!!
ホテルのお部屋からは、飛行機がちょうど飛び立つところが見えて、中々素晴らしい。しかし、テレビでは、日本全国大寒波で公共交通機関に大きな影響が出ていることが伝えられている。
伊賀ちゃんは、これから広島空港へ。私は、能登空港へ向かわなければならないのだが、一体どうなることやら???という状況である。結果、伊賀ちゃんは、安全パイを選んで、飛行機をキャンセルし、新幹線で広島へ。私は、飛行機が飛んだので、帰路を心配しつつも能登空港へと向かったのであった…。
ちなみに伊賀ちゃんは、広島から高速バスが出ずに、そのまま広島のホテルで泊まることとなったのだが…。お気の毒に…。
さて、この日は国土交通省の地域振興アドバイザーとして、能登半島の先端の石川県珠洲市へ。同じくアドバイザーの宮口教授と麦屋さんと合流し、お迎えにきてくださった金田さん(大口市のキンちゃん、勝浦町のタマちゃんに並ぶ、私の大好きな行政マンである。年も一緒だし。しかし、偶然にも、また漢字が…)
お昼は、宮口先生曰く「農家レストランならぬ、旧家レストラン」の「典座(てんぞ)」さんへ。実に立派な古民家である!!お料理も素晴らしい!!
午後からの会議では、数ヶ月ぶりに地元の皆さんと再会し、とてもうれしい。この地域は、今熱く盛り上がっており、今後の展開がとても楽しみである。
夜の交流会の会場は、「さか本旅館」さんも、これまた立派なお屋敷で、囲炉裏のお部屋での交流会はとてもいい雰囲気であった!!麦屋さんともいろいろとお話ができ、「かっこいい人だなぁ~」と思った。人見知りで出不精の私は、できれば桜江にこもっていたいのだが、外に出るといろんな出会いがあり、そのたびごとに、来させてもらって良かった。ありがたいと、思うことばかり。
19日(月)帰れるか!?
午前中は、地元の皆さんとの会合。私は「生産者部会」の方々と話し合いをした。大口市に派遣されたのがきっかけで、「伊佐の焼酎豚」(※すごく売れているそう!)が、誕生したように、珠洲市でも何か成果が生まれるといいと、私も気合が入っている。担当のカネちゃんや地元の人が本気だと、こちらも熱く燃えてくるのである!中々良い方向に向かい、次回2月にまた珠洲市に伺うのがとても楽しみである。
昼食は、NPO法人すず交流ビューローメンバーの皆さんが中心になって活動されている「昼食の持ち寄り会」におじゃまをして、心のこもった手料理の数々を「しいたけ小屋 ひろ吉」さんでいただいた。特に、「自生のナメコと岩ノリのおつゆ」、そして「かぶら寿司」の美味しさに大感動!(今回は、毎食、毎食、どれも手作り&こだわりのご馳走で、小食の私は太ってしまった…。カネちゃんのご苦労が感じられます…ありがとうございます)
そして、珠洲市を後に能登空港へ。しかし心配なのは、この大雪と寒波…。
果たして、能登空港から飛行機が羽田へ向けて飛び立つのか?たとえ飛び立っても羽田から広島空港へは?(もちろん能登空港→広島空港などという直行便はありまへん…)たとえ広島空港まで行けても、広島駅までリムジンは走っているだろうか?昨日の情報では、中国道、浜田道は通行止めだった。。。高速を使わずに夫は、広島空港あるいは、広島駅まで迎えに来れる様な道路状況なのだろうか???果たして、私は今夜どこで???
などと不安で一杯だったが、日ごろの行いが好いというのは、こういうことをいうのでしょうか。
多少の遅れはあったものの、その日のうちに無事、桜江の我が家に到着したのであった。そして、4泊5日の積る話で、夫との晩酌タイムは明け方近くまで盛り上がったのであった。
※もちろん、天然コケッコー全9冊は完全読破。さすが、くらはし先生、そよちゃんは本当に石見の女の子という感じが良く出ていた。(むろん私とはまったくタイプが逆であるが…)。そして、大沢君めちゃめちゃカッコよかった~。
それにしても、はぁ、なごぅなってしもうたぁ。。。(そよちゃん風)
日時: 2005年12月19日 18:58