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こんにちは! かわべまゆみです。1999年に東京から島根県に夫のUターンにお付きIターンして参りました。
そこで待っていたのは、笑いが止まらないほどハッピーでエキサイティングな田舎暮らしの日々でした。

かわべまゆみ過去日記

後悔…

午前中はデスクワーク。昨夜は夫と祝杯をあげ、いささか二日酔い。
午後からは、国交省の浜田河川国道事務所の「ゆきなみネット」の委員会に出席のため、浜田のニューキャッスルホテルへ。こういう委員会には、これまで数えきれないくらい出席したけれど、毎回、「どうして不真面目な私がこんな真面目なところにお利口さんして座ってるのだろうか??」と不思議でならない。
しかし、今回のテーマは、実はかなり関心があるのである。そして、とっても勉強になるので、まじめに出席しようと思う。
ところで、国交省の浜田河川国道事務所というと、昨年まで所長をされていた石渡幹夫さんを思い出す。省庁のキャリアというと、私などのIQ及び収入及び社会的地位とは、月とスッポン以上に異なる別世界の人だと思っていたが、石渡さんは、浜田に就任以来、さくらえサロンを何度も訪ねてくださり、「どうすれば自分たちが石見の地域振興の役にたてるだろうか」と話を聞きにこられた。逆に私が、いろいろな質問や相談をすると、親切に対応してくださった。昨年度に、江の川の源流から江津の日本海側までをマップにした「江の川絵巻」や、「川漁師が伝える季節ごとの鮎料理」のビデオを作ることができたのも、石渡さんが、様々な事業を紹介してくださったおかげである。
何度か一緒にお酒を飲んでお話をさせて頂いたこともあるが、まったくえらぶらない温厚な方だった。2年たって、「そろそろ任期が終わられ東京に帰られるのか・・」と、残念な思いでいっぱいだったけれど、ある日、実は国交省を退職されJICA(国際協力機構)に行かれると伺った。開発途上国の社会や経済の開発を支援する国際協力事業に対して熱い思いと使命感をお持ちなのだろう、と思った。石渡さんらしいと思った。
そして石見を発つ日は、お忙しいだろうにわざわざ、さくらえサロンまでおいでくださった。お忙しい中を申し訳なく思い、入り口での立ち話だけで、ご遠慮したのだが、帰られた後、ちゃんぷや洋子さんから「せっかく来てくださったのに、追い返した様に見えたよ…」と、言われ後悔した。
きっとお元気で存分に能力を発揮され世界の人々のためにご活躍のことと思う。
素晴らしい方に出会えたことを感謝している。ご縁があれば、いつかまたお会いしたいと心から思える方だ。

日時: 2005年11月21日 19:11